あさひの絵本日記

カテゴリ：絵本 > 大人向け

「挨拶絵本」五味太郎さん

いろんな状況、いろんな場面。
挨拶は、人間関係において様々な役割を担います。
さて、あなたなら、こんな時、どうする？

この本は、決して、正解はこうだよ、という教育、教訓めいた話ではありません
単純に、五味太郎さんが読者に問いかける形式なので、内容の広がりがあり、大人がむしろ楽しめる絵本かも

少し、読み聞かせは難しく、何度か息子くんも飽きてしまいそうになったのですが、
最終的にはよくみてくれました

また読み聞かせトライしたいです


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「ぼくたち子ども宣言 世界中のおとなたちへ」中川ひろたかさん

ぼくたちはこどもです。
ぼくたちはかぞくのなかでそだちます。
おやであるおとうさん、おかあさんはぼくたちをちゃんとそだてなければいけません。
こどもの権利を真摯な言葉でつづった一冊。

うーむ、これは…微妙
はっきりいって個人的には面白くなかったです

というか、こども宣言、なのに大人に向けたメッセージが多すぎてなんとも気持ち悪い感じになります
中川さんの持ち前の明るさがあまり生かされてないのと、粘土人形がちょっと不気味で、少し残念な感じ

5月ともあまり関係ないように感じます
内容もあまり個人的に受け付けませんでした

息子くんもあまり食いつきがよくなかったです


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「うそ」中川ひろたかさん

人はうそをつく動物だ。うそをつくのはよくないこと。
でも、人を喜ばせるうそもある。
よく思われたいときもうそをつく。
うそってなんだ。どうしてつくんだ。
はじめてのテツガク絵本。

鮮烈な印象の絵柄に負けない、率直で正直な文章で綴られた一冊
息子くんはイラストに気が引かれているような感じでしたが、わたしは読み聞かせながら、うーむとしみじみ

もっと、うそはダメなんだ、つくな、という内容かと思ったけれど
本作のほうがよっぽど真摯にうそと向き合った内容だと思います

息子くんがもう少しおおきくなったらまた、借りてみようと思います


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「ヒトニツイテ」五味太郎さん

ヒト ハ ミル
ヒト ハ カンガエル
ヒト ハ クフウスル
ひと、という存在をユーモラスに描いた一冊。

これは深い
とても考えさせられる作品でした
もちろん、画面に大きく描かれた惹きつけられるイラストとさっぱりした文章は、読み聞かせにもぴったりですが
大人もじっくり読むのにいい絵本だと思いました


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「そして 犬は走ってゆきます」五味太郎さん

いろんな人が思い思いにいろんな生活をしています。
そして、犬は走ってゆきます。
なんでもない日常、でも大切な日常を描いた一冊。

うーん、深いようなそうでないような
五味太郎さんも別にどうとってもいいと思ってつくったんじゃないかなと思うほど
なんとでもとれる一冊です

わたしも好きなような、そうでないような笑笑
不思議な感覚の読後でした

息子くんは読み聞かせを聞いているというよりは大きく描かれた五味太郎ワールドに魅せられているようでした笑


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